猿払川でイトウ釣りをする方々へ切なる願い

 ゴン太

2010年06月14日 23:18

こんばんわ、ゴン太です。

先のエントリーで二日目の続きが有るかの如く終わり方でしたが、

二日目はほとんど釣りをせずボンズでした!!

でも川をあちこち回り、気になった事など有りましたのでご報告とお願いを・・・



最近は川自体での釣果が芳しくない為か、ポロ沼周辺や大曲り周辺の釣り人は疎らですね。

その代わりに河口周辺に人が集中している様です。

去年や一昨年と比べると、河口両端にルアーだけでなくダブハン持ったフライフィッシャーも多数。

スタイルが変わりつつあるのでしょうか。別に河口で釣る事自体は楽しいですし、それは別に問題無いのですが・・・



両端の導流堤の上で釣りをしていると、おのずと長いタモ網を使いイトウを引き上げる形になりますが・・・

この日も炎天下の加熱されたコンクリートの上にイトウを・・・

暴れるイトウ・・・写真を撮り・・・計測をし・・・ようやく針をはずし・・・

そしてグッタリしたイトウを、高い導流堤の上から投げ捨てるかの様に「ドボン」

これはリリースとは言えない行為だと思います。

どうかお願いです。

ロックフィッシュやシーバス釣りなどの延長でイトウを扱わないでください。

安定した個体群は道北の河川と他に数箇所しかない絶滅危惧種で有る事

そして日本が世界に誇れる素晴らしい魚である事

もう少しだけイトウの事を考え、理解して釣りをしてほしいのです。

自分の一匹くらいは大丈夫・・・と安易に考えず、
その一匹が破滅の道へと向かう一匹かもしれないと考えてほしいのです。


法的な保護が全く無い現状彼らを守れるのは人のモラルと配慮だけです。

今よりほんの少しの配慮と、ほんの少しの手間だけで良いのです。

できるだけ水辺で、できるだけ陸地に上げず、
できるだけ優しく、できるだけ素早いリリースをお願いします。



それともう一つだけ
これは去年もお願いしていました件ですが・・・



また今年も、築堤通路より車で下り降りる困った輩が・・・



河川には植生保護の為、車で乗り入れない様にお願いする看板も有るのですが・・・

たった10mやそこらの距離、なんで車で降りないといけないのか理解に苦しみます

去年も問題が発生し、確認できただけでも11箇所のタイヤ痕が確認できました。

昨年は状況を重く見た稚内土木現業所より、猿払イトウの会警告が来ております。

状況が悪化した場合【植生保護の為にゲートを封鎖する】場合も有るそうです。

過去に一度、ゲートが出来る前にトラブルにより土嚢で封鎖した事が有ったそうですが、

その時は入れなくなった車が橋の上など各地に無法駐車し、地域住民から多くの苦情が寄せられたそうです。

今回もゲートを封鎖され多くの釣り人が通路内に入れなくなった場合、同じ様な状況が予想されます。

そうなった場合、万が一それが原因で交通事故など起きでもしたら、

最悪「猿払川で釣り禁止だ!」などと地域住民から声が上がるかもしれません。

そうでなくとも、決して良い方向には進むハズが有りません。

そうならない為にも、絶対に築堤通路から車で植生地帯に降りない様お願いします!

もし車で降りている釣り人を見つけたら「このままだと立ち入り禁止になりますよ!」
優しく教えてあげてください。

もしこのブログを見ている方で、友人も猿払川へ行かれる方が居りましたら、

是非教えてあげてください!そしてご協力お願いします!!


何時までも猿払川でイトウが釣れる様に、釣りが出来る様に、皆さんのご協力をお願いします。


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